ずっと気になっていた、丸山直文さんの展覧会、「後ろの正面」。やっと行けました。
大きなキャンバス(綿布)に滲ませた色。絵の前に立つと、その美しい色にうっとり。うっかり恍惚としていると、滲ませた色が縮まったり、大きくなったりして動き出す。布に染みこんだ色が命を持っているようで、本当に気持ちよくクラクラしてしまう。静かな世界なのに、色は動くし、遠近感もわからなくなるし。でも、なによりも本当に美しい世界。すっかり、トリップしてしまったひととき。