網にひっかかる嬉しさ

スペインの通信社日本支局で働くG氏の家に行く。
たくさん初対面の人がいたが、その中で共通の知り合いがいることが発覚
した人が4人もいた。
嬉しい偶然。
自分が、世界の片隅で誰とも何とも関係なくぽつんと存在しているのでなく、
人のつながりの網の目にかろうじてひっかかったかも？
スルリ、と暗闇の中に抜け落ちてなかったみたい？
そんな安心感に近い嬉しさ。
「世界は狭いわねー」
と笑いながら、網の目にひかかった自分の姿が頭の中をかすめる。