riquitan's memo book

ふふ！な携帯

数日前、ここ３，４年使っていたdocomoをauのカシオ携帯へ買い換えた。
知らないうちに携帯がとても進化しているのに驚きの連続。
これって、電話機とテレビとラジオとカメラを買ったようなものじゃない！！

そして、今回の携帯でなによりも感動したのは「アデリーペンギン」。
操作をする度に、違うバリエーションのペンギンちゃん達が画面に登場する。
そのすべてがかわいすぎる。
こんなに持っていて嬉しい気分になる携帯なんて！
これって、普通の携帯と根っこからして違うかも。

ただの携帯電話なんだから、本来はその機能さえあればいいはず。
でも、一日に何度も手にする携帯だからこそ、パカッと開く度にについつい顔がほころんで
「にんまり」しちゃう携帯を持つ、というのは普通の携帯を持つのと全然違う。
気分が全然違う。

「ふふ」と嬉しい気分になるのを１ポイントとすると、今までは1日のうち平均3ポイントくらいだったのが、突然20〜30ポイントにアップ、という感じなのだ。この違い！

たかが携帯で一日に何度も嬉しい気分になれるのだから、すごい。
このかわいい携帯を作った人は世界の「ふふ。。。」ポイントを飛躍的にアップさせたと思う。
すっごい社会貢献度だと思うんですけど。

最近のことば

先日、石垣島でレンジャーをしていた人と話す機会があった。
珊瑚の白化現象の話だったが、その中で印象に残ったことば、
「個体の死はあっても、総体の死はないのです」。

昨日、ベトナムのmatsuboさんが一時帰国。一年ぶりくらいに再会をした。
といってもほんの一瞬の再会で、なかなか落ち着いて話せなかったのが残念。
その中で、いちばんショッキングだったことば、
「私の夫が・・・」
はっ・・・！　私と同い年の彼女、そういえば結婚したんだっけ。
親しくしていた友人の口から「夫」という言葉を初めて聞いたかも？
そうか、そうか、そうよね。
そうなのだよね。

見渡せば

サバイバル・ナイト

深夜、タクシーがなかなか来ないので、「歩けるかな」と思い歩き始めた。
道もおぼろげながらしか覚えてないけど、なんとなくわかる気がするし。
列を作ってじっと待つのが嫌いなのだ。待つなら、歩く。

普段から２〜３時間ならしょっちゅう歩いているし、
「道はどこまでも続いているし、時間がかかってもいつか着けばいいやー」
な気分になってしまった。

で、すたすたと歩き始める。
夜風が気持ちいい。虫の鳴き声が耳に心地いい。
そう、ここは東京郊外の「田舎」。
お店なんて全部閉まっているし、道はほとんど真っ暗。
15分くらい歩いて「なんか、暗いな・・・ここ、どこだろ？」と少し不安になる。
しかし、手に持っていた三脚が私の気分を普段より大きくしていた。
まさか誰かを襲うにしても、わざわざ手に「凶器」（＝三脚）を持っている人は襲わないだろう、なんて勝手な想像をする。

・・・30分経過・・・
なんか、違う。
想像していた場所に出ない。ここ、どこ？
わたし、どこへ向かって歩いているの？　
朝までにつけばいいや、と思いつつも、心の片隅で「そろそろタクシーでも通らないかなー」
と思い始める。
と、そこへタイミングよくタクシー登場。
運良く拾われた。

乗ったそばから「お客さん、もしかして駅から歩いてきたの？」とバレバレ。
「そりゃ遠いよー。無理だよー。おとなしく待っていた方がいいよ。」
とさんざん言われ、後部座席でしゅんと小さくなる。

たしかに、タクシー2000円の距離は歩いたらなかなか大変そうだった。
というか、なによりも道が全然わからなかった。

拾われてよかったです。

でも、それほど危険でないけど、本気でドキドキしちゃう
日常「サバイバル」についつい足を踏み込んじゃうだな。

夏にちょっとずつ秋が

蝉の声と虫の鳴き声がまざってきた。
心なしか、ふとした瞬間、風にもなんだか秋の気配。

打ち合わせがあったりバタバタしていて、今日の第1食目が夕方5時の冷やし中華だった。
冷やし中華を目の前にしたとたん、今シーズン初めての冷やし中華であることに気がつく。
（そういえば、恵比寿では夏はおいしい中華屋で、おいしい胡麻だれ冷やし中華を食べていたっけ。）
あ、今年はまだ水着も着てない。
ひっそりと、確実に夏が過ぎ去っていくのを感じ、「そうなんだよな」と思う。
みんな、動いているんだな、と。
でも終わりがないのがいいな。

一万年も変わらずに

（@逗子の古墳の山の中。ちゃんと写ってた！）

今日、上のフイルムを取りにラボへ行ったら、おばちゃんがあーだこーだ言いながら店員さんを独占していたので、向かいにあった骨董品店を覗いて時間を潰していた。
昔の勾玉や古い石のアクセサリーだとか、櫛や陶器などが陳列してある。

ふといつか観に行った「発掘された日本列島」展でも感じたことが蘇ってきた。
『発掘された古代のアクセサリーを観て、いまの私も素直に「きれい！」と思うのって、
考えてみれば不思議なことじゃないのか？』

それって人間が何かを観て「きれい！」と思う感覚は、一万年前と変わらないということ？
すごく不思議なことのような気がしてならない。
でも、だからこそそういう感覚は、なによりも信じられることのような気もする。

あらゆるものは「生きる」ため

夜道を歩いていると、ふと先日観た映画「トランシルヴァニア」のある台詞が頭に浮かんできた。

悲しみにくれる男が、その悲しみにさらに沈み込むようにジプシーの楽団が演奏する音楽に合わせ、酒を浴びるように飲み、瓶で自らの頭をたたき割っていたとき。
見るに見かねた楽団のメンバーが演奏を辞め、怒りを込めて言い放った。
「音楽は生きるためにあるんだ！そんな風に音楽を使うな。」

まさに！（なんで突然こんな場面を思い出したのかわからないけど。）

きっと、なんでも「生きる」ためにある。
「生きる」ことのあらゆるものを含めた強さがあるものは、美しい。
「生きる」ためじゃないものなんて、きっと意味がない。存在価値もない。

そんなことをふと思った真夏の夜の帰り道。

月曜日

アリさん

歩く、歩く。
アイスクリームを食べながら、オレンジジュースを飲みながら。
ふらふら歩いて、気がつくと、デザイナーさんの家の近くにひょっこり出てきていたり、
大学の友達の家の近くにいることに気がついたり。
どこに自分がいるのかわかずに適当に歩いていると、いつか歩いたことのある道に出たりする。
あれ、ここがこうなっていたのか、と記憶の地図のパズルがぱちっとはまっていくような「迷い歩き」はとてもスリリング。

踊らにゃそんそん

友達に誘われ、三鷹の阿波踊りを観に行く。
またもや人生初体験。
なんとなく盆踊りのようなイメージがあったのだけど、耳に届いてくる音楽は、
パーカッションの効いた2拍子のなんだかハードなリズム？！
あれ、これってサンバじゃない！
ってことは「連」が「エスコーラ」・・・。
子供からおじいちゃんまで老若男女がみんなで踊っていて、なんだかいいなあと平和な気分。
小さな男の子たちも「嫌々」踊っているのではなく、楽しくて踊っている感じが伝わってきて、観ているだけでわくわくした。これはきっと参加したほうが10倍くらい楽しいだろうな。

それにしても女性の美しいこと。
あの帽子（と呼んでいいのか？）の陰から微妙にみえる鼻と口元、頬の感じがぐっとそそるポイントだね、と友達と分析しあう。
（見えるより見えない方が美しいってこと・・・？！）

阿波踊り、そのうちやってみたいなあ。