実は、未だに一週間前に観た蜷川幸雄舞台「エレンディラ」をしっかり引きずっている。
身を削って、必死になってあんなすごい仕事をしながら生きている人たちもいるんだよな、とふと思い出す。
「こんなもの作っても売れないよなあ・・・」「これ、つまらないよなあ・・・」「私だったら買わないな」とか心のどこかで思いながら「まあ、こんなものでしょ」と作ってしまったもは、やっぱり「こんなものでしょ」の顔をしている。それって資源、労力、人生の無駄。
第一つまらないし・・・。
この世の中から「こんなものでしょ」とか「私は嫌だけど、まあ仕事だからね・・・」という「嘘」を全面禁止したら、どんな世界になるのかしら。