先日、夜の東西線で一人で二人分くらいの席を占領しているくらいの、けっこう本格的な「でぶ」(男)の隣に座った。
いかにもべとべと、ギラギラしていて暑い・・・。
が、彼はなにやら一心不乱に単行本を読んでいた。
(体が座席に収まらないので、半分前のめりになりになりながら。)
何を読んでいるのかしらと、何気なく隣から覗き込んで見ると、そこには
『いつまでもデブと思うなよ』(by 岡田斗司夫/新潮新書)
その瞬間、一気に彼に対する見方が変わってしまった。
まるで彼自身が挑戦的に言っている言葉のようで「おおっ!」。
なんだか切ないじゃないの。ああ・・・。
あんたも悩んでるのね。やせようとしてるんだね・・・。