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トゥデラからマドリッドへ。街と街の間には、なだらかな丘。どこまでも続く乾いた大地。オリーブ畑。赤い岩。木々。こういう風景を見ていると、ああスペインにいるんだな、という気持ちになる。
マドリッドに近づくにつれ、空模様も、晴天から、曇り、虹、曇り、雨、著しく変わる。
空間的にも、時間的にもどこにも属してない状態。”移動”をしているときは、なぜだかとても心が落ち着く。圏外にいる開放感。
ああ、目的地にまだ着かないで。お願いあと少し。移動中は、いつもそんな気分。