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じっと日が沈む空を見ていたら、
後ろから「あれ、何かしら」という声が聞こえた。
目を細めて指さす方を見ると、
うっすらと、細長くうねる黒い影。
「うわ・・・竜みたい!」
いやいや、そんなはずはないと、
もっとよく見ていると、
それは渡り鳥が長い長い列を作って
海原の彼方へ飛んでいる姿だった。
波をうつように、空を横切っていく姿は、
本当に竜の姿のようだった。