riquitan's memo book

田辺散歩

熊楠のおうち。風の通り道を作ってある日本家屋は
とても居心地がよくて素敵。
縁側と囲炉裏（または暖炉。つまりは火遊び場）のある
家に住めたらいいのに・・・。

戻りました

しばらくお休みしていたのは、
仕事の方でブログをやらなくてはいけなくなり、
そちらを書いているうちに、こっちで書くものがなくなり
しばらくほったらかしにしていたのでした。

そうしているうちに、
気がつけば梅雨が明けて連日猛暑になっていたり、
関わっていた雑誌が休刊になったり、
知人ご夫婦が住んでいる南紀白浜へ行き
南方熊楠の生家を訪ねたり、
花森安治にはまったり、
John Mayerの新しいCD
”Where the Light is ~Live in LA~" を一日中聴いていたり、
急に週刊誌を読みあさったり、
そんな日々を過ごしていました。

今日は土用の丑の日なので
うなぎを食べに行きました。
幸せ。

紫陽花色の空

紫陽花色の空。

あれ、夕暮れの空をゆっくり見上げたのって、どくらいぶりだろう？
と思って、ちょっと焦る。いかん、いかん。

感づいてはいたけれど

以前からうすうすと感づいてはいたけれど・・・。

やはり私はアタマがあまりよくない。
言葉を理解するのに時間がかかる。
アタマの回転が遅い。鈍い。キレがない。
記憶力が悪い。
算数ができない。
（九九も最近あやしい箇所がある。７×８とか。
先日ふいに聞かれて「49？」と答えていた。やばい。）

うまく会話の切り返しができたり、機転が利いたり、
アメリカ大統領の歴代の名前がスラスラ出てきたり、
話が上手な人の思考回路を一度じっくり見てみたい。

切実にやばいぞ！　と思う今日この頃。

緑の川

木の葉は、大きくざわざわと風にたなびくから、
桜ももう少し強ければ、あんななにすぐ散らないのにな、
と思ったけれど、あ、使命が違うんだっけ、と気がついた。

葉っぱは、あそこで栄養を作っているから、ひらひらと
桜の花びらのように飛んで行かれては困ってしまう。
生殖第一。
たいていのことは、たぶんそう。
（ん、人間も？　んー、でも人間ってちょっと変。）
この世界のことは、いちいち
いろいろな理由があったりして、ちょっと感心する。

今日は昨日ほど、緑の匂いがしない。

ひとり

2人でも、実はひとりかもしれないし、
30人でもひとりかもしれないし、
結局のところは、どうしたって
ひとりなのかもしれません。

緑がまぶしい

日に日に、緑がまぶしくなる。
とても、久しぶりな感じ。
長かったな、冬。

これ、セントラルパークみたい。
（ニューヨークなんて行ったことないけど、見た瞬間
「セントラルパークみたい」と口走っている不思議。）

そして、川上弘美さん「風花」をもう一度読み始める。
仕事のためのメモをとりながら・・・と思っても、
そんなことすぐに忘れて、ガンガンいってしまう。
はあ・・・。

色々な「はだか」

そういえば、先週は久々に銭湯なるものへ行った。
（スパとかスーパー銭湯とかではなく富士山が描いてある
ような普通の「銭湯」。）

コンタクトを着けたまま入った。

私は女だから、もちろん女風呂で、そこではピチピチの少女から
おばあちゃんまでたくさんの「はだか」が、うろうろしている。
コンタクトを着けているから、ばっちり見える。
見えるから、どうしても見てしまう。（すいません・・・）
そして湯船につかって、右往左往する人びとを眺めながら、
今更ながらちょっぴり感慨にふけってしまった。

世の中にはなんていろいろなはだかがあるのだ！

妊娠中ですか？というほどお腹がでているおばさん、
（たぶん、妊娠ではないと思う。60歳くらいに見えたから。）
おっぱいが大きいひと、小さいひと、
片方のおっぱいがないひと、
乳首が大きいひと、お腹が出ているひと、
本当にいろいろ。
すっかり忘れていたけれど、
みんな顔が違うように、体も全然違うんだっけ。
人それぞれの歴史が刻み込まれた体は、とても個性的で雄弁。
そんなこと普段は忘れていたので、
あらためてすごいなあ、と思ったのでした。

そういえば、数年前、バルセロナで
スペンサー・チューニックという写真家が
街の大通りで1万５千人のヌードを撮影したとき、
私も参加したのを思い出した。
あのときも、同じような気分を味わった。
そうか、はだかっていろいろなんだ！と。

たぶん、そんなことを無意識に感じ取っていた
銭湯文化がある日本人は、
ある意味、銭湯をしらない文化圏の人とは
格段に「体」に対する意識の差がありそうな気がする。

だからどうした！ですが、
あらためて一人一人違うというのはすごいなあ、
面白いなあというちょっとした感動があったので。

帰り道

春の嵐は去った模様。

あやちゃん結婚式

春の光がきらきらした中、
明治神宮で我らがあやちゃんの結婚式！
（上の写真は違う人のだけど・・・。）

「なんて、あなたはそんなに可愛いの！」
と叫びたくなるほどかわいい。

とてもあたたかくて素敵な一日でした。

お幸せに！