riquitan's memo book

最近、ずうっとべートーヴェンばかり。
ある日ふと、なんてきれいで、そして力強い音楽なんだろう、
どうしてこんなに心が揺さぶられるんだろうと思い始めたら、
あれもこれも、と聞きたくなってしまった。
やっぱりこの人ってロック？！

フアン・ルイス・ゲーラ！

国境を越え、世代を超え、みんなが
ひとつの音楽に夢中になれるというのはすごい。

新木場coastで開催されたフアン・ルイス・ゲーラの
ライブ会場を見渡すと、４、５才の子どもから、
７０才くらいのおじいちゃんおばあちゃんまでいる。
みんなが歌って踊って、その歌声に、リズムに熱狂している。

お客さんの出身地だってばらばら。
ペルー、ブラジル、メキシコ、キューバ、ドミニカ、
コロンビア、ベネズエラ、アルゼンチン、チリ・・・。
こんなに違う国の人々と、違う世代の人々を、
同時に熱狂させられるフアン・ルイス・ゲーラって。
そしてラテン音楽って・・・。
やっぱり、しみじみ、好きだなあ。

クラウディア！

クラウディアのライブを聴きに御徒町の”和海”へ。
すてきな歌声に包まれる幸せなひととき。
今日のクラウディアはなんだか色っぽいぞ。
そしてやっぱり、すごい。

ole!

久々に、フラメンコ公演。
やっぱり舞台やダンスはとても好き。

踊る女性はやっぱり美しい。
そしてミゲル。
息をのむ、神業のようなサパテアード。

なとなく、スペインづいている今日この頃。

INCOGNITO!

土曜日、JVC JAZZ FESITIVALへ。
全然予備知識なしだったのですが、トリのINCOGNITO、なんてパワフル！
最初の３秒で、がっちり観衆の心を掴んでしまうのってすごい。
15人位もいるメンバー全員の見ている方向がとても明白で、
とてもポジティブで気持ちのいい世界。
こちらもそのパワーを、音楽を、真っ正面から全身で浴びて、
「なんかよくわからないけど、嬉しい！」な感じが体中にみなぎる。
あー、楽しかった。

INCOGNITOがとても気持ち良くて楽しかったので、
その余韻のままドでかいスピーカーのある恵比寿のバーへ。

ベット・ミドラーの「ローズ」が流れる。
会話がふと止まる。

やっぱり音楽ってすごいなあ。

音楽夜噺の満月の夜

今夜は、まあるい月が明るく照らす新大久保のアヤシイ夜道を歩きながら、
百人町音楽夜噺　へ。HPがとてもよく出来ていて充実しているので、以前はちょこちょこHPを見ていたけれど、今回やっと初参加。

そして今夜のテーマは「沖縄」。
沖縄音楽には相当疎いし、第一歌っている歌詞もわからないので、私にとって沖縄音楽というと
ちょっと遠くにある「民謡」。
けれども会場に入って一番最初に流れてきた古謝美佐子さんの『天架ける橋』を聴いた瞬間、
目が覚める、というか背筋がピンとなって体が動かなくなるような気持ちになった。
ストレートに、直球で心をぐっとつかまれる。何を言っているのかよくわからないのに、心の波長が大きくうねる音に乗せられて、知らず知らずのうちに、まっさらな素敵な世界に連れて行かれる。悲しいのか、切ないのか、嬉しいのかよくわからないけれど、そこにある世界は建前も嘘も、いやらしさも卑屈さも存在しない、生まれたままの、ありのままの美しい世界。
やっぱり音楽はすごいな、と思った。

このイベントは、毎回「ワールドミュージック」の色々な分野のエキスパートが話者となり、実際に音源を聴きながらその音楽の背景やエピソードを語るもの。
実は、音楽というのも、それが生まれ息づく世界への「扉」のひとつなんだと思う。
そして純粋に素敵な世界をもっと知ることは楽しいことだし、こうやって新しい世界への扉を少し開いてくれる頼れる案内人がいるイベントは結構いいな、と思いました。

次回はカリプソだって。

すばらしい日々

忙しいといいながら、実は日曜にはしっかりGanga Zumbaのライブへ行った。
クラウディアがファーストアルバムを出したこともあり、ライブの中で彼女のソロがあった。
それがとてもよかった。透き通っているのに力強い声が、しっかりと重さをもって心に届いてきて思わずじっと聴き入ってしまった。なんだかすごく彼女がキラキラしていて私まですごく元気になった。

あと、宮沢さんがねっとりと、ひとことひとこと噛みしめるように歌い出した
ユニコーンの「すばらしい日々」。
確か小学生か中学生くらいの時に流行っていた曲なので、「あっ。。。」と思ったけれど、
「こんな泣ける歌だったっけ？」と不思議なくらい違う印象をもって胸に迫ってきた。

そして今日、深夜をまわってからまた聞きたくてしょうがなくなった。
tsutayaはもう閉まっていたので、iTunesのミュージックストアを探したが見つからず、
最終手段は困ったときの「You Tube」。
しっかりそこにあったので、早速聞き出す。
あれ・・・やっぱりいい！とリピートし続け気がついたら朝4時・・・。
ああああ・・・・。

すてきな中島みゆき

実は、カラオケというものにはほとんど行かないのでレパートリーというものがないが、
これならとりあえず歌えますっ！、という曲が一曲だけある。

それは、中島みゆき「悪女」。
低音の私にキーがぴったりで、歌いやすいメロディーだからという理由だけで、特に大好きな曲だとか思い入れがある曲だから、というわけじゃないけれど、嫌いじゃない。

そして今夜、地下鉄に乗っているとiPodからたまたま、なんとなく「悪女」が流れ出す。
あれ、と思いもう一回。
あら！と思いもう一回。
止まらなくなる。
完全に中島みゆきモードに突入。もっと聞きたくなり、tsutayaに駆け込んだ。
こんなに素敵な日本語だったかしら、ととても新鮮だったのだ。
それにメロディーに日本語が自然に美しく寄り添っていて、耳に心地よい。

その後、たまたまiPodに入っていた歌田ヒカルを聞いたら、何をいっているのかちんぷんかんぷん・・・。これって、に、日本語？

オスカル・デ・レオン

そういえば、先週は新木場スタジオ・コーストでラテンのドン（？）、
オスカル・デ・レオンのライブもあった。
まさか彼が東京でライブをやることがあるなんて想像もしていなかったので、
気合いで仕事を終わらせ、駆けつける。

これでもか！というほどのヒット曲のオンパレードで、もうクラクラ・・・。
本場の分厚い音、グルーブ感が気持ちよくて、生きていてよかった！と思えた久々のライブ。

ところで、オスカル・デ・レオンっていくつだ？
60歳はとうに超えていそうだけど、あの底なしのパワーとキュートさとセクシーさに、
若いコまでも目がハート。
おじ（い）さんのくせにかわいくてセクシーってどういうことなのでしょう。

はらはらと、沖縄音楽

(photo:kastusika-sibamata)
友達のClaudia大城が９月にいよいよデビューアルバムを出す。
ジャケの写真がとってもかわいくて、なんだか私もにやにやしてしまう。
サンプルCDをもらったので、早速試聴してみた。
力強くて、透明感のある声がとても素敵。

茂木健一郎氏は本当にリラックスしたい時には「沖縄の音楽をかける」なんて言ってたけど、
確かに沖縄の音楽を聴いていると、時間の流れが突然ゆったりとしたものに変わる。

私の場合は、三線の旋律を聞いていると、桜の花びらがはらはらと舞っている中に佇んでいる気分になってしまう。沖縄音楽と桜はあんまり関係なさそうなんだけど・・・。