雑誌ヒアリングの続き。
「結局は、色々な生き方があるという風にみせながらも、最終的には目指す幸せは同じじゃないの。自立した女性としてキャリアを追いかけ、ブランド品を身にまとい、家庭も充実させ、年をとっても女性らしく美しくいる。読んでいて、実は疲れちゃうんだよね。」
「それって本当の自分の幸せ?それとも人からみた『幸せそうね』という幸せ?」
「仕事が人生、好きを仕事に、と唱えるけど、仕事は仕事で割り切って、他の時間を充実させようとする人間だって多いと思うけど・・・。」
話をしているうちに、現在30歳前後の女性が感じる本音が浮かび上がる。
小学校から家庭科、技術科も男女一緒に行い、「個性」「自由」「男女平等」が大切にされる風潮の中で育った世代。
しかし、そのまま社会にでたら、まだそれが通用する世界ではなかった。
「自由」を与えられながらも、実際のところは全然違う。
理想とされるべきものは違う。そのあたりの微妙な「ズレ」と就職超氷河期。
うーん。やっぱり立ち止まって考え込んでしまう世代なのかも?