山の奥の奥、もう何もないんじゃないかと
思う頃に、ふと現れる桃源郷、堀越さんの窯。
焚き火を囲んで、星空の下お酒を飲んだり、
木の板で野菜を切って焼きそばを作ったり、
おしゃべりを聞きながら火遊びをしたり、
埃っぽい洋服のままぐうぐう寝ちゃったり、
汗かきながら薪割りしたり、
草の中かけまわったり、
知らない人が来ても、「まあ、とりあえずビールかお茶でも」
ってすぐ笑顔で仲良くなっちゃったり。
ああ・・・愉しい。
キラキラと光る緑の中にいるだけで、
すごく満ち足りた気持ちなのに、
食べ物もあってお酒もあって、気のよい人たちがいて。
ふだん私って何をしていたのかしら
と思ってしまうくらい、ここにいるとのびのびと自由な気分。
美しい景色と、ゆっくり食べ物を作ったり食べたりする時間と、
気の合う人がいれば、「ああ、やっぱり幸せ」って、たいていのことは
乗り越えられる・・・かも?
とても豊かな田舎暮らしに、ますます惹かれてしまった。
仕事も含めて「どう暮らすか」を改めて考えてしまった休日。
やっぱり、いつかは郊外の古民家!?