riquitan's memo book

カヌーにのって恍惚

太陽が沈む頃、カヌーにのって沖へ出た。
赤、オレンジ、黄金、朱色・・・
太陽が作り出す色が、宇宙の遥か彼方から

すぐそこにまで届いてゆらゆらと揺れている！

思わず手を水面へ伸ばして、美しい色に触ってみた。

ふりかえって友達をみれば、彼女も同じ色。

たぶん私も同じ色。

ただただ、じっと耳をすませて、

目を見開いて、ゆらゆらと揺れていた。

はあ・・・きれい。

フアン・ルイス・ゲーラ！

国境を越え、世代を超え、みんなが
ひとつの音楽に夢中になれるというのはすごい。

新木場coastで開催されたフアン・ルイス・ゲーラの
ライブ会場を見渡すと、４、５才の子どもから、
７０才くらいのおじいちゃんおばあちゃんまでいる。
みんなが歌って踊って、その歌声に、リズムに熱狂している。

お客さんの出身地だってばらばら。
ペルー、ブラジル、メキシコ、キューバ、ドミニカ、
コロンビア、ベネズエラ、アルゼンチン、チリ・・・。
こんなに違う国の人々と、違う世代の人々を、
同時に熱狂させられるフアン・ルイス・ゲーラって。
そしてラテン音楽って・・・。
やっぱり、しみじみ、好きだなあ。