トゥデラのクリスマス。
ここは、スペイン北部のナバーラ州なので、
バスク文化の影響がちらほら。
ここでは、サンタクロースは”olenchero”と言われる、
地元の炭焼き職人のおじさん。
歌もバスク語、音楽も踊りもバスク風。
羊が出てきたり、歌ったり踊ったり。
地元の歴史や文化に根を張ったお祭りみたい。
お祭りの後は、みんな家へ戻って、夕ご飯。
ダニエル家のご家庭に招待していただき、
おなかいーっぱいご馳走をいただきました。
海老、魚のスープなど魚介類がもりだくさん。
ほんっとにおいしいのです。
そして翌日25日も、昼(15時)くらいから、
家族全員集合のお食事。
お腹いっぱい食べて、呑んで、
その合間にギターで歌ったり、躍ったり、
みんなでプレゼント交換をしたり・・・。
大人も子どもも、恋人も、友達も、
みんな一緒になって、とにかく”楽しむ”!
ブルースを弾きながら、ひとりひとり、
即興でワンフレーズずつ歌っていくゲームやら、
コサックダンスやらなんでもあり。
とてもあたたかくて、豊かな時間。
年齢なんて関係なく、みんなで子どもみたいに遊べちゃう
スペイン人は、なんだかとてもうらやましい。
なんで、この人たちは、こんなにも”遊びの天才”?!
気がつくと、なんだかずっーと笑ってる。
そして気がつくと、食べ続けてすでに8時間!
「もう無理・・・」とはち切れるお腹を抱えて立ち上がり、
街をひとまわりして戻ってくると、
「夕飯できてるわよ〜」。
まじっすか。
もう本当に無理です、と言いつつも、
いざ目の前に料理が出てくると、
好奇心に負けて、つい食べてしまうんだな。
本当に、この人たちってすごい・・・。
(Mil gracias, Mama y Papa de Dani!)
それにしても、日本のあのクリスマスって・・・。
なんで、カップルが高級ホテルにとまって、
ブランド物を交換するのですかね。
ふしぎ。なんか、貧しいな・・・。